白髪をセルフカラーする際のポイント│美容院との違いは?

美容院で白髪染めをするとプロにすべてを任せられるものの、こまめに通う時間を取れないという方は少なくありません。そんなときにおすすめなのがセルフカラーです。市販されている白髪染め用品を使って、ご自宅でお好みの色に染めてみましょう。この記事では、セルフカラーの色選びや白髪染め用品の特長、セルフカラー後のケアのコツなどをご紹介します。ご自宅での白髪染めを検討している方は、ぜひ参考にご覧ください。

セルフと美容院で行う白髪染めの違い

美容院で白髪染めをする場合、プロのカウンセリングを受けられます。こちらの希望を取り入れてもらいながら、美容師からの提案でぴったりの色を探しやすい点が魅力の一つです。さらには、プロの技術で染めてもらえるため、仕上がりに安心感があることもメリットといえます。

一方で、白髪の量が増えると伸びてきた白髪が気になり、白髪染めの頻度が増える傾向にあります。ただ、美容院に頻繁に通うのは大変だと感じる人も多いでしょう。そんなときセルフカラーなら、自分のタイミングで染められるので、スケジュールを調整して美容院を予約する手間を減らせます。次の美容院の予約までに白髪が気になったときも、セルフカラーをすればきれいに染まった状態を保つことができます。

セルフカラーで色を選ぶポイント

セルフカラーをする際、どの色を選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、セルフカラーでご自分にぴったりの色を選ぶコツを解説します。

パーソナルカラーから選ぶ

パーソナルカラーとは、その人に似合う色のことです。パーソナルカラーのアイテムを身に着けたり、髪色やメイクの色に反映させたりすることで、よりいっそう魅力的な印象を目指せます。気になる方はパーソナルカラー診断を試した上で髪色を選んでみましょう。

髪質から選ぶ

以下のように、髪質によってヘアカラーをしたときに出やすい色が変わることがあります。

・赤みが出やすい髪質:黒い、硬い、多い、太い

・黄みが出やすい髪質:茶色い、軟らかい、少ない、細い

そのため、髪質に合った色みを選ぶことで、染め上がりがきれいになります。メラニン色素が多めの方は、髪に赤みが出やすくなります。レッド系やオレンジ系を選ぶのがおすすめです。メラニン色素が少なめの方は、黄みが出やすい髪質とされます。ゴールド系やアッシュ系の色を選ぶのがおすすめです。

白髪の量でも仕上がりが異なる

白髪染めの仕上がりは、白髪の量によっても変わります。白髪が少なめの場合は色見本よりも暗くなり、多い場合は明るくなりやすいため注意が必要です。ご自分の白髪量と、商品パッケージの色見本を比較してみましょう。

色選びで迷ったら明るめを選ぶことがおすすめ!

明るく染まった髪を暗くすることは可能ですが、暗く染まった髪を明るく染めるのは難しくなります。白髪染めの色で迷ったときは、明るめの色を選んでおくと良いでしょう。

白髪用セルフカラー商品の特長と選び方

白髪染め用品には、多彩なバリエーションがあります。商品別の違いをチェックして、ご自分に合うものを選びましょう。

全頭染めに向いている商品

白髪用ヘアカラーの乳液(液状)タイプ

髪全体を染めたいときは、伸びの良いタイプの薬剤を使うのがおすすめです。髪にしっかりとなじませ、根元から毛先まできれいに染め上げられます。

白髪用ヘアカラーの泡タイプ

泡タイプの白髪染め用品は、手に直接取って塗布できる点が特長です。コームを使わず、シャンプーやスタイリングのような感覚で髪全体を染められるでしょう。

白髪用ヘアカラーの泡クリームタイプ

泡クリームタイプは、クリームタイプと泡タイプの特長を兼ね備えています。塗りやすさとしっかりとした染まりのいいところどりをしているのが魅力です。

「ビゲン 泡クリームカラー」は、伸びの良い泡クリームを手にとって髪に塗布できる、クリームと泡を良いところどりしたアイテムです。泡が髪に密着し、ムラなくきれいに染められます。

ビゲン 泡クリームカラー

リタッチに向いている商品

白髪用ヘアカラーのクリームタイプ

生え際や根元などの部分的な白髪を染めるなら、クリームタイプのヘアカラー剤を使うのがおすすめです。粘度のあるクリームが狙った場所に定着するため、気になる部分をムラなく染められます。

一時着色料

お出かけ前に急に白髪を見つけてしまったときは、1日だけ白髪をカバーしておける一時着色料を活用しましょう。前髪やもみあげなどに、いつの間にか生えていた白髪をサッと隠せます。マスカラタイプやコームタイプなどの種類があるため、お好みで選びましょう。

注意点として、一時着色料は洗い落とせる1DAYタイプのため、しっかりと染めたい場合はヘアカラー剤などで染めましょう。

髪に負担をかけにくい商品

ヘアマニキュア

ヘアマニキュアはアレルギー症状が生じにくく、かぶれにくい白髪染め用品の一つです。髪に負担をかけずに染めたい場合は選択肢に入れてみましょう。脱色せずに染めるため、髪色を明るくできない点には留意が必要です。また、色持ちは3週間~1ヶ月程度となります。

カラートリートメント

カラートリートメントは髪をコーティングし、ツヤを与えながら染められる点が魅力です。一度の使用ですぐに染まるのではなく、使い続けることで徐々に白髪の表面を染めていけます。色持ちは1~2週間で、使うのをやめると少しずつ元の髪色に戻ります。

ビゲン カラートリートメント

白髪用ヘアカラーで染めた後はしっかりアフターケアをするのがおすすめ

白髪用ヘアカラーで白髪を染めても、その後のお手入れ方法によっては色落ちが早くなってしまうことがあります。色を長持ちさせるため、アフターケアのポイントを押さえておきましょう。

白髪用ヘアカラーの薬剤はぬるま湯でしっかり落とす

白髪用ヘアカラーで白髪染めをした後は、初めに薬剤を洗い流します。いきなりシャンプーをつけるのは避け、最初はぬるま湯だけをかけて落としましょう。薬剤をすすいだ後にシャンプーを2回行います。すすぎが足りないと薬剤が残り、衣服に色移りすることもあります。丁寧にすすぎを行いましょう。

ダメージケアができるシャンプーやトリートメントを活用する

白髪用ヘアカラーで染めた後は、カラーケア用のシャンプーやトリートメントを使うのがおすすめです。髪を傷めないようにケアしながら汚れを落とせます。ヘアカラー後の色落ちを抑えるためにも活用しましょう。

紫外線対策する

紫外線の影響で白髪用ヘアカラーの色素の一部が変わり、染めた色が変わってしまうことがあります。特に、暖色系よりも寒色系のヘアカラーのほうが影響を受けやすいといわれています。ヘアカラーで染めた後は、髪の紫外線対策を行いましょう。帽子や日傘を使うほか、日焼け止め効果のあるヘアスプレーを活用する方法もおすすめです。

白髪用ヘアカラーした直後にパーマをかけない

パーマの薬剤によって白髪用ヘアカラーの色が落ちたり、変色したりすることがあります。白髪用ヘアカラーで染めてから1週間はパーマをかけるのを控えたほうが良いでしょう。

商品のタイプや色選びのコツを確かめてセルフカラーを成功させましょう

セルフカラーで理想通りに白髪を染めるためには、ご自分に合った白髪染め用品を選ぶことが大切です。髪全体を染めるのか部分的に染めるのかによっても適した商品は変わるため、目的に合わせて選びましょう。色選びに迷った際は、なるべく明るめの色を選んでおくと染め直しやすくなります。個人の髪質やパーソナルカラーによっても合う色が変わるので、いろいろな商品を比較しながらお好みのものを探してみましょう。また、白髪用ヘアカラーで染めた髪色を長く保つには、その後のケアもしっかりと行うことが重要です。カラーケア用のシャンプーやトリートメントなどを活用しながらきれいな状態をキープしていきましょう。

監修者

ロゴ:ビゲン

ビゲン 編集部

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