白髪のセルフカラーのコツ|自分に合ったヘアカラー剤の選び方

白髪をセルフで染めるときに気をつけておきたいことの一つが、ヘアカラーの種類です。ヘアカラーには複数の種類があり、タイプによって特長が異なります。セルフカラーの目的に応じて、ご自分に合うヘアカラーを使いましょう。また、セルフカラーをするときには、いくつか用意しておきたいものがあります。事前準備のポイントも確かめておきましょう。この記事では、白髪用ヘアカラーのタイプ別の特長や塗り方のコツ、セルフカラー前の準備についてご紹介します。

セルフカラーで使う白髪染め用品は何がある?

セルフカラーで使う白髪染め用品には、白髪用ヘアカラー・カラートリートメント・一時着色料などの種類があります。髪をしっかり染めたい方には白髪用ヘアカラーがおすすめです。頭皮や髪への負担を抑えたい方はカラートリートメント、1日だけ白髪を隠したい方は一時着色料を使用するなど、自身の目的や商品の特長に合わせて選ぶと良いでしょう。このほかに、白髪染めした後の髪をケアするシャンプーやリンスなどのアイテムもあります。

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ヘアカラーを使用したセルフカラー商品の選び方

ここでは、白髪のお悩み別におすすめの白髪用ヘアカラーのタイプをご紹介します。それぞれの違いを確かめて、ご自分に合うタイプを選びましょう。

生え際や頭頂部など部分的に白髪が気になる方

生え際や頭頂部など、一部の白髪を染めたい方にはクリームタイプが向いています。その理由は、クリームタイプのヘアカラーは粘度の高さが特長で、液ダレしにくく、狙った場所をピンポイントで染められるためです。使い切れなかった場合は保存しておくこともできます。髪の長さがショート~ボブの方にもおすすめです。

全体的に白髪があるが手軽に白髪染めをしたい方

手軽に白髪を染めたい方には、泡タイプ・泡クリームタイプをおすすめします。その理由は、泡タイプ・泡クリームタイプのヘアカラーは手に取って髪に塗布できるためです。ブラシやコームなどを使わずに、手で直接塗ってなじませることができます。後頭部やえり足などの塗りにくい部分にも、ムラなく塗布しやすいでしょう。セミロング~ロングの長めの髪も、手で揉み込めてサッと染められます。

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白髪染めを素早く済ませたい方

素早く白髪を染めたい方には、乳液(液状)タイプが適しています。その理由は、薬剤の伸びが良く髪の毛全体に塗りやすいので、根元から毛先にかけてスピーディに塗布できるためです。また、ミディアム~セミロングの髪にも、まんべんなく塗ることができます。

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髪をいたわりながら白髪染めをしたい方

髪をケアしながら白髪を染めたい方には、カラートリートメントをおすすめします。その理由は、色素が配合されたトリートメントで、髪への負担を抑えながら白髪を染められるためです。カラートリートメントは、使うたびに徐々に白髪が目立たなくなる仕組みになっています。部分染めや次回のヘアカラーまで髪色を保ちたいときにも向いています。

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こちらもご参照ください:「よくあるご質問 (商品の使い方)」

白髪用ヘアカラーのタイプ別 塗り方のコツ!

白髪用ヘアカラーの種類によって、適切な塗り方は異なります。タイプ別の塗り方のコツを確かめておきましょう。

クリームタイプのヘアカラー剤を塗るコツ

白髪をしっかりと染めるためには、ヘアカラー剤をたっぷりと使うのがポイントです。製品に付属しているブラシやコームに薬剤を多めに出しましょう。

ムラなく染めるためには、クリームを厚めに塗布することも大事です。白っぽいクリームの色がわかる程度に厚く塗りましょう。

また、生え際やもみあげ、短い毛が飛び出るところなど、白髪の気になる箇所から順番に塗り始めましょう。最後にもう一度、指で押さえるようにして重ね塗りして仕上げます。

泡タイプのヘアカラー剤を塗るコツ

泡タイプのヘアカラー剤を使うときは、髪の毛全体にまんべんなく泡を行き渡らせるのがポイントです。手のひらに泡をたっぷりとのせ、白髪が気になるところから塗布していきましょう。空気を含ませるようにしながら髪の毛に揉み込むことでムラなく染められる上、キューティクルが傷むのを防ぎやすくなります。

乳液(液状)タイプのヘアカラー剤を塗るコツ

乳液(液状)タイプはよく伸びて、スルスルと塗れることがメリットです。その分、薄く伸ばしてしまいやすいため、たっぷりと塗ることを心がけましょう。髪が透けて見えてしまっている場合、薬剤が不足しているといえます。白っぽくなるまで厚く塗りましょう。

また、乳液(液状)タイプを使うときは毛先から液が垂れてこないように気をつけましょう。片方の手を受け皿として添えながら塗布すると安心です。

白髪染め(ヘアカラー)の準備

セルフカラーをする前には、いくつか準備しておきたいことがあります。こちらでは、白髪用ヘアカラーによる白髪染めを行う前に確かめておきたい準備のポイントをご紹介します。

パッチテストを行う

ヘアカラー剤を使用する前に「かぶれ」の症状が起きないかを確かめることが重要です。白髪染めをする48時間前までに、パッチテストを済ませておきましょう。

パッチテストの方法はパッケージや使用説明書に記載されています。書かれている手順を守ってテストしましょう。異常が出なければ問題なくヘアカラー剤を使用できます。

また、以前と同じヘアカラー剤を使う場合でもパッチテストをすることが大切です。これまでは大丈夫だったとしても、体質の変化によって急にかぶれてしまうケースがあるためです。安全に白髪ケアを行うためにもパッチテストを欠かさず行いましょう。

クリームで肌を保護する

白髪染めの最中にヘアカラー剤が肌に付き、染まってしまう場合があります。事前にクリームを塗って地肌を保護しておきましょう。額の生え際や耳まわり、えり足、首まわりなど、薬剤が付きやすい部分に塗布しておきます。

クリームは水をはじくことができる、油分のあるタイプを用意します。ワセリンやコールドクリームなどがおすすめです。クリームを塗る際は、肌の部分だけに塗るように気をつけましょう。髪にクリームが付着すると、白髪が染まりにくくなってしまいます。

道具を用意する

白髪染めをするときは、汚れても良い服を着用しましょう。ヘアカラー剤を洗い流す際に脱ぎやすいよう、前開きのものがおすすめです。服を覆うために、ヘアカラークロス(化粧ケープ)か汚れても良いタオルを準備しておきましょう。

ヘアカラー剤が付かないよう、床にはビニールシートや新聞紙などを敷いておきます。手や爪を保護するため、手袋をはめましょう。製品によっては手袋がセットで付いていることがあります。白髪染め中に手袋が外れてきてしまう可能性があるため、手首の部分を輪ゴムで留めておくと安心です。

クリームタイプのヘアカラー剤を使うときは髪をブロックで分けておくと、ムラなく塗りやすくなります。髪をブロッキングするためのヘアクリップ(ダックカール、ダッカール)を用意しておきましょう。ヘアカラー剤が垂れたときに拭くためのティッシュもあると便利です。

また、白髪染めが終わった後はきれいに洗い流します。カラーケア用シャンプーやトリートメントを活用すると、髪の傷みや色落ちを抑えやすくなるでしょう。

室温は20~30度を目安に調整する

室温が低すぎると、薬剤の反応が悪くなってしまいます。白髪が染まりにくくなるため、室温は20~30度を保ちましょう。

特に冬場は室温が下がりやすくなります。寒いお風呂場や洗面所などで白髪染めを塗った場合、暖房の効いた適温の部屋で放置時間を過ごすこともおすすめです。

セルフカラーを成功させるために染め方のコツを確かめておきましょう

ここまでお伝えしたように、白髪染め用品にはヘアカラー・カラートリートメント・一時着色料などさまざまなタイプがあります。今回はなかでも白髪用ヘアカラーに焦点を当てて、セルフカラーのコツや準備などのポイントをお伝えしました。

白髪用ヘアカラーにはクリーム・泡・乳液(液状)などの種類があります。タイプによって塗り方が違うため、それぞれのポイントを確かめておくことが大切です。

また、ヘアカラー剤で染める前にパッチテストを行い、かぶれないか確認しましょう。問題ない場合は必要なものを準備して、万全の状態で白髪染めを始めます。セルフカラーを成功させるために染め方のコツを押さえ、必要なアイテムを揃えておきましょう。

監修者

ロゴ:ビゲン

ビゲン 編集部

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