【白髪染め】後ろの染め方は?キレイに仕上げるブロッキングの方法

市販の白髪染め用品は、白髪が気になったら自分のタイミングで染められるのが大きな魅力です。しかし、ご自宅で白髪染め(白髪用ヘアカラー)をするとき「後ろの髪を染めるのが難しい」とお悩みの人が少なくありません。セルフカラーでキレイな仕上がりを実現するには、自分から見えにくい後頭部にもムラなく薬剤を塗る必要があります。色ムラのない上手な塗り方を知りたい方は、この記事でご紹介する方法をお試しください。

ここでは、白髪染め用品で後ろの髪を染める方法をご紹介します。基本の手順からブロッキングのテクニック、注意点までお伝えするため、ぜひチェックしてみてください。

後ろの髪を白髪染めする基本手順

初めに、セルフカラーで後ろの髪を染める基本の手順をご紹介します。後頭部を含む全体を染めるパターンと、白髪が特に気になる部分だけ染めるパターンをお伝えするので、お悩みに合わせて手順を確認してみましょう。

全体染めの場合

1.染める前にパッチテストを行う

白髪用ヘアカラー剤を使用する48時間前までに、パッチテスト(皮膚アレルギー試験)を行います。白髪用ヘアカラーで使う薬剤は体質によってかぶれが生じる可能性があります。そのため、パッチテストでは肌に少量の薬剤を塗ることで、ヘアカラーを行う前に異常がないか確かめる意味合いがあります。パッチテストの詳しいやり方については、白髪用ヘアカラー剤の使用説明書をお読みください。

2.ブロッキングを行う

後ろの髪にも薬剤をムラなく塗るために、「ブロッキング」と呼ばれる下準備をします。ブロッキングとは、ヘアクリップ、などを使って髪の毛をいくつかのブロックに分けることです。これにより薬剤の塗り残しを防ぎ、後頭部まできれいに染めやすくなります。特に、髪の毛が長い方が白髪染めをするときは、ブロッキングをするとスムーズに作業しやすくなるでしょう。なお、ブロッキングの具体的な方法については以降の見出しで解説するため、併せてチェックしてみてください。

3.生え際に保護剤を塗布する

生え際の皮膚に薬剤が付着するのを防ぐために、ワセリンなどの保護剤を塗布します。保護剤を塗るのは、顔まわり・耳まわり・えり足などの部分です。薬剤が皮膚に付着すると、肌が染まってしまうおそれがあります。そのため、白髪染めの作業中に誤って薬剤が付着する可能性がある部分は、あらかじめクリームやオイルを塗って保護しておくと安心です。

4.薬剤を塗る

薬剤を髪全体に塗っていきます。白髪染め(白髪用ヘアカラー)の場合、まずは白髪が気になる部分から塗り始めるのがポイントです。これにより目立つ白髪がしっかりと染まりやすくなります。髪全体に均一になるように、しっかりと塗りましょう。薬剤の量が少なすぎると、染まりが悪くなったりムラが生じたりするおそれがあります。後頭部に塗布するときは、初めに髪を持ち上げて、えり足をふち取るように塗ってください。その後、髪を1センチごとにすくい取りながら、上へ向かって後頭部全体を塗り進めていきます。

リタッチの場合

白髪染めには、髪が伸びて白髪が気になり始めた根元や生え際を部分的に染め直す「リタッチ」という方法があります。髪の毛は1カ月あたり約1cm~1.5cmほど伸びるので、全体染めの合間に伸びてきた部分だけ染めると、セルフカラーの手間を省けます。

リタッチの場合も、染める前の下準備など基本的な手順には変わりありません。ただし、白髪用ヘアカラー剤の種類は、ブラシやコームが付属した「クリームタイプ」がおすすめです。クリームタイプは薬剤がたれにくいので、白髪が気になる部分にピンポイントで塗りやすくなっています。市販の白髪染め用品の中でも、リタッチに適したアイテムを活用しましょう。

ビゲン オイルパックカラー

後ろの髪をうまく染めるブロッキングの方法

セルフカラーでは薬剤を全体にムラなく塗るのがポイントです。そんなとき、ブロッキングのテクニックを使うと、塗り残しを防ぎやすくなります。ここでは、ブロッキングをする方法をご紹介します。

1.ブラッシングをする

初めに、髪の毛をブラッシングして絡まりをといておきます。髪が絡んだ状態でカラーリングをすると摩擦によるダメージが生じやすいため、あらかじめブラシで整えましょう。

2.頭頂部を止める

髪を真ん中から2つに分けて、頭頂部から耳までの髪をすくい取ってヘアクリップで留めます。

3.サイドをブロッキングする

頭頂部からこめかみまでの髪をすくい取り、左右それぞれヘアクリップで留めます。同様に、えり足の髪もヘアクリップで留めましょう。

4.ブロッキングしたあと、後ろ髪を塗る

ブロッキングが完了したら、薬剤を塗布します。まずは後ろの髪を持ち上げて、ふち取るようにえり足の部分を塗ってください。その後は1センチごとに横に髪をすくい取り、頭頂部へ向かって塗り進めましょう。

自身でブロッキングが難しい場合の対処法

ブロッキングをするのが難しいと感じたら、ムラなく全体染めしやすいタイプの白髪用ヘアカラー剤を選ぶのが良いでしょう。おすすめなのは、「泡クリームタイプ」の白髪用ヘアカラー剤です。手袋をした手で作業でき、簡単にムラなく染められます。初めてセルフカラーをする方でも使いやすいのが魅力です。

ビゲン 泡クリームカラー

白髪染めする際の注意点

最後に、ご自宅で白髪染めをする際の注意点をお伝えします。セルフカラーで理想の髪色を実現したり、染めた髪色を長持ちさせたりするには、以下のポイントを押さえておきましょう。

放置時間を守る

薬剤を塗った後は、商品の使用説明書に記載された放置時間を守りましょう。放置時間は、薬剤の塗布が完了してから計ります。もしも塗布する作業が早めに終わったら、「作業時間+放置時間」のトータルが指定された時間の通りになるよう調整するのがポイントです。使用説明書に記載された使い方を守ることで、理想の髪色を実現できます。

染めた後はアフターケアをする

白髪用ヘアカラーで染めた髪は、ダメージを防ぐためにもアフターケアを行うと良いでしょう。毎日のヘアケアでは、カラーケア用のシャンプーを使うのがおすすめです。また、染めた後のデリケートな髪は、トリートメントを使ってキューティクルを保護するのが望ましいといえます。洗い流さないトリートメントをつけて表面の滑りを良くすることで、摩擦によるダメージを防ぎましょう。

染め方や市販品の選び方を工夫して後ろの白髪をムラなく染めましょう!

ここまで、後ろの髪を白髪染めする基本の手順、ブロッキングの方法、注意点までお伝えしました。セルフカラーで後頭部の塗り残しがないよう作業するには、事前にブロッキングをして髪の毛を部分的にまとめておくとスムーズです。ブロッキングが難しいと感じたら、ムラなく染めやすい泡クリームタイプの白髪用ヘアカラー剤を選ぶと、初めての方でも安心できます。染め方や白髪染め用品の選び方に工夫して、薬剤を塗りにくい後ろの白髪までしっかりと染めましょう。

監修者

ロゴ:ビゲン

ビゲン 編集部

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