白髪は抜くと増える?抜かない対処法と日常でできる白髪対策

「白髪は抜くと増える」という噂話がありますが、本当に白髪は抜くと増えてしまうのでしょうか。白髪は加齢にともない多くの人に生えてくるもの。そう理解していても、初めて白髪を見つけたショックで、つい引っ張って抜きたくなってしまう方も少なくないでしょう。

実はこのように白髪を抜くと、さまざまなデメリットが懸念されるのです。この記事では、白髪を抜くデメリットや、白髪を抜かない対処法、日常生活でできる白髪対策についてお伝えします。

白髪は抜くと増えるって本当?

「白髪は抜くと増える」という噂話をどこかで聞いたことがある方も多いでしょう。しかし、「白髪を抜くと増える」というのはあくまでも迷信であり、この話には科学的な根拠がありません。とはいえ、それでもやはり白髪を抜くのは避けたほうが良いといえます。その理由は、髪の毛を抜くと次に生えてくる髪がくせ毛になりやすいためです。

白髪を無理に抜くと毛根が傷つけられて、その後に生えてくる白髪がくせ毛になる可能性があります。一般的にうねりがある毛は直毛よりも目立ちやすいので、人によっては白髪が増えたように感じられるかもしれません。こうした背景からも、白髪が気になるときは抜くのを避けて、別の方法で対処すると良いでしょう。

白髪を抜くメリットとデメリット

白髪が気になると、どうしてもその場で白髪を抜きたい気持ちになってしまう方もいるかもしれません。そんなときは、白髪を抜くデメリットをきちんと理解しておくことで、気持ちを抑えて別の対処法を検討しやすくなるでしょう。続いて、白髪を抜かないほうが良い理由を改めておさらいしていきます。

白髪を抜くメリット

基本的に白髪を抜くメリットはありません。

個人差があるものの、白髪は一般的に35歳を過ぎると生え始めます。加齢にともない、白髪が増えることにストレスを感じている人も少なくないでしょう。そんなとき、白髪を抜いてストレス発散している場合は特に注意が必要です。無理に白髪を抜くのではなく、別の方法で白髪対策に取り組むとともに、ストレスと上手に付き合うための工夫をすると良いでしょう。

白髪を抜くデメリット

白髪を抜くと多くのデメリットが生じます。まず、無理に白髪を抜くことで毛根が傷ついてくせ毛が生えやすい状態になり、さらに白髪が目立ってしまうおそれがあります。また、白髪を抜いて頭皮にダメージを与えると、炎症が起こってかゆみが生じる可能性があるため注意が必要です。それだけでなく、何度も髪を抜き続けると毛球にダメージを与え、髪が生えてこなくなるリスクもあります。特に、地肌が敏感な方は白髪を抜くことによるダメージを避けたほうが良いでしょう。

このように、白髪を抜く行為は毛根や頭皮を傷つけてしまうためNGです。白髪が気になったときは、抜く以外の方法で対処して、髪の毛を健やかに保つよう心掛けましょう。

白髪を抜かずに隠したいときの対処法

市販の白髪染め用品などのアイテムを活用すれば、白髪が目立たないように隠すことができます。白髪を抜く以外の方法で対処するなら、以下でご紹介する改善方法をお試しください。

ハサミで切る

数本の白髪が生えているときは、ハサミで根元から切る対策がおすすめです。眉用や枝毛用の小さいハサミを使って、鏡を見ながら白髪だけを短くカットすると良いでしょう。セルフで作業するときは、周りの黒髪を切らないようにお気をつけください。

部分染めをする

市販の白髪染め用品を使うと、白髪が気になる部分を白髪用ヘアカラー剤で染めたり、一時着色料でカバーしたりできます。

白髪用ヘアカラー剤の中でも、部分的な白髪に塗りやすいのは「クリームタイプ」です。クリームタイプのヘアカラー剤として「ビゲン オイルパックカラー」「ビゲン 香りのヘアカラー クリーム」などが挙げられます。また、一時着色料の「ビゲン ヘアマスカラ」は、1日だけ白髪を隠したいときにおすすめです。細かい部分に塗りやすい形状のコームを使って、お出かけ前にサッと塗って白髪をカバーできます。

ビゲン オイルパックカラー

なお、白髪の本数が多いときは、白髪用ヘアカラー剤の中でも全体染めしやすい「泡タイプ」や「乳液タイプ」が適しています。泡タイプのヘアカラー剤として「ビゲンポンプカラー」、乳液タイプのヘアカラー剤として「ビゲン 香りのヘアカラー 乳液」などがあり、どちらも全体的なカラーリングにおすすめです。

ビゲン ポンプカラー

カラートリートメントを使用する

白髪が気になるとき、カラートリートメントを使って徐々に白髪を目立たなくする方法もあります。カラートリートメントは、髪の表面とやや内側が染まり、使用を止めると徐々に元の色へ戻ります。また、ヘアカラー剤で染めた後の髪に使うことで、次回のヘアカラーまでに色持ちさせる使い方もおすすめです。「ビゲン カラートリートメント」なら、髪色に合わせて「ナチュラルブラウン」「ダークブラウン」「アッシュブラウン」「ナチュラルブラック」の4色から選べます。

ビゲン カラートリートメント

白髪が生える原因と対策

そもそも、白髪はなぜ生えてくるのでしょうか。白髪が気になり始めたら、できるだけ増やさないためにライフスタイルを見直して、髪の毛や頭皮を健やかに保ちましょう。

そもそも白髪が生える原因は?

白髪の主な原因として「加齢」が挙げられます。加齢にともない髪に色をつける色素細胞や、色素細胞を生み出す色素幹細胞の働きが衰えると、白髪が生じるのです。このほかに、「遺伝」「生活習慣」「ストレス」なども白髪に関係があると考えられています。

白髪を増やさない対策

・健康的な生活を心掛ける

普段の食生活では、髪に良いとされている栄養素をバランス良く摂るよう意識しましょう。具体的には、タンパク質・亜鉛・ビタミン全般・カルシウム・銅・鉄・葉酸などを摂ることが大切です。また、ストレスは交感神経と副交感神経のバランスを崩すことから、白髪とも関係があると考えられています。睡眠を十分に取ったり、ヨガや瞑想を取り入れてリラックスする時間を作ったりして、ストレスを適度に解消できると理想的です。

・紫外線に気を付ける

直接紫外線を浴びてしまうと髪の毛だけではなく、頭皮のダメージにつながってしまいます。直接紫外線を浴びたことによるダメージや刺激で白髪が増える可能性があります。そのため、外出時は帽子や日傘などで紫外線対策をしっかりと行いましょう。

・頭皮マッサージをする

頭皮マッサージには、頭皮の血行促進やツボの刺激によるリラックス効果などが期待できます。ご自宅で短時間、簡単なマッサージを行うだけでも構いません。マッサージによって血行を促すとともに、セルフケアでリフレッシュして、頭皮を健やかに保ちましょう。

以下のQ&Aページでは、ヘアケアに関する豆知識をご紹介しています。髪の健康のために、ぜひこちらの情報も併せてチェックしてみてください。

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白髪を抜くのはNG!目立たないように正しい方法でカバーしましょう!

ここまで、白髪にまつわる迷信や、白髪を抜かずにカバーする方法、白髪が生える原因と対策をお伝えしました。よく言われる「白髪は抜くと増える」という噂話は迷信で、科学的な根拠がありません。ただし、白髪を抜くと毛根や頭皮がダメージを受けて、さまざまなデメリットが生じます。白髪は抜くのではなく、短くカットするか、市販の白髪用ヘアカラー剤・一時着色料・カラートリートメントなどを使用してカバーしましょう。また、白髪を増やさないために、生活習慣やヘアケアを見直すようおすすめします。

監修者

ロゴ:ビゲン

ビゲン 編集部

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