根元のリタッチの頻度はどのくらい?白髪染めにおすすめの用品
白髪染めをするとき、頭部全体を染める「フルカラー(全体染め)」のほかに、一部分だけ染める「リタッチ(部分染め)」という方法があります。リタッチでは、髪の毛が伸びて白髪が目立ち始めてきた部分と、すでにヘアカラーで染めた部分との髪色の差を補正します。これにより、全体染めの手間を省きながらキレイな髪色をキープできるようになるのがメリットです。
リタッチはセルフでもできるので、ご自宅で気になる白髪をカバーしてはいかがでしょうか。この記事では、根元の白髪をリタッチする頻度や、おすすめの白髪染め用品をご紹介します。
目次
リタッチで白髪染めを行う頻度は?
根元の白髪をカバーするリタッチは、具体的にどれくらいの頻度で行えば良いのでしょうか。また、全体染めの合間にリタッチをした場合、次回の全体染めはどのタイミングで行うべきでしょうか。初めに、白髪染めの頻度について解説します。
白髪の根元を染める頻度は月に1回が目安
リタッチで白髪の根元を染める場合、髪の毛が伸びるスピードに合わせて、1カ月に1回の頻度を目安に染めると良いでしょう。一般的に、髪の毛は1カ月に約1cm~1.5cmほど伸びるとされています。そのため、全体染め後は1カ月程度で根元の白髪が目立ちやすくなります。こうした理由から、リタッチは月に1回行うのがおすすめです。
リタッチは、ご自宅で全体染めをしている方はもちろん、美容院で全体染めの施術を受けている方でも行えます。美容院へ通う合間にセルフでリタッチをすれば、次回の施術までに新たに伸びてきた白髪をカバーできるのが魅力です。「全体染めしたのにしばらく経つと根元の白髪が目立ってくる…」とお悩みの方は、ぜひご自分でリタッチして、キレイな髪色をキープしましょう。
リタッチをした場合の全体染めの頻度は?
全体染めの合間にリタッチをすると、根元の白髪を染めてキレイな状態を保てるのがメリットです。ただし、リタッチで染めるのはあくまでも伸びてきた部分だけで、染め直していない部分は約2~3カ月で色落ちしていきます。そのため、リタッチをした場合でも2~3カ月おきの定期的な全体染めが必要です。
リタッチでカバーするのは、あくまでも根元や生え際など一部分の白髪です。後頭部にある白髪も含めて全体的にしっかりと染めて、色みを整えるためには全体染めをする必要があります。白髪用ヘアカラーで染めた髪色が色落ちするタイミングに合わせて、セルフカラーや美容院での全体染めを検討しましょう。
リタッチでするときのおすすめの白髪染め用品
セルフでリタッチをするなら、市販の白髪染め用品を活用しましょう。ここでは、市販の白髪染め用品の中でも、リタッチの白髪ケアに使いやすいおすすめのアイテムをご紹介します。
クリームタイプの白髪用ヘアカラーがおすすめ
白髪用ヘアカラー剤には、「クリームタイプ」「乳液タイプ」「泡タイプ」といったさまざまな種類があります。これらは、それぞれの種類によってテクスチャーに違いがあるため、目的に合わせて使い分けると良いでしょう。なかでもリタッチに適しているのは、クリームタイプのヘアカラー剤です。
クリームタイプのヘアカラー剤は、ほかの種類と比べて粘性があるテクスチャーが特長となっています。薬剤を髪に塗布したときにたれにくいので、狙った部分に塗りやすく、リタッチに適しています。また、クリームタイプのヘアカラー剤は、小分けにして使えるのも特長です。必要な分だけリタッチに使って、残った分は次回のために取っておけるので、コスパが高いのも魅力といえるでしょう。
「ビゲン 香りのヘアカラー クリームタイプ」は、白髪が気になる部分に密着してしっかりと染まるため、部分染めにもおすすめです。染めてから日が経っても白髪が目立ちにくい、色あせ低減処方となっています。ツンとしたイヤなニオイが気になりにくい、フローラルの香りも魅力です。
最近では、クリームタイプと泡タイプの良いところどりをした「泡クリームタイプ」のヘアカラー剤も登場しています。手を使って塗れるのに、生え際にしっかりと密着するので、キレイな染まりを叶えられます。1剤と2剤を混ぜる手間がかからず、思い立ったときに染められる使いやすさも魅力です。
「ビゲン 泡クリームカラー」は、伸びがよくしっかり密着するテクスチャーで、生え際から後頭部までしっかりと染められるのが特長です。ボトルからクリームと泡が同時に出てきて、もっちりとなめらかな薬剤を手で塗って使えます。
時間がないときは一時着色料を使用する
「外出の直前に数本の目立つ白髪を見つけた…」そんなタイミングでサッと白髪をカバーするなら、マスカラタイプの一時着色料をおすすめします。一時着色料は、髪の表面に色素を付着させる仕組みで白髪をカバーするのが特長です。なかでもマスカラタイプは、気になる白髪にピンポイントで塗りやすくなっています。1回のシャンプーで色落ちするので、1日だけの白髪隠しとして使えます。
「ビゲン ヘアマスカラ」は、ひと塗りで白髪を隠せる密着コームを採用しているため、気になる白髪にムラなく塗ることが可能です。忙しい朝やお出かけ前に、その場で白髪対策ができます。ベタつきやゴワつきを抑えた、自然な仕上がりが期待できます。使うたびに少しずつ白髪が染まるのもポイントです。
キレイにリタッチをするときのコツは?
市販の白髪用ヘアカラー剤を使ってリタッチするときは、キレイに染めるために注意したいポイントがあります。全体染めをする場合と同様に、パッケージや使用説明書をよく確認して、正しい手順で作業しましょう。セルフカラーで部分染めをする際は、以下でご紹介するコツをぜひ参考にしてみてください。
フルカラーと同じ色で染める
リタッチの色選びでは、フルカラーで染めたのと同じ色で染める必要があります。全体の色と異なるカラーを選ぶと、新たに染めた部分だけ違う色に仕上がり、髪色に差が生じてしまう点に注意しておきましょう。フルカラーと同じ色で染めるためにも、セルフカラーや美容院で染めた髪色の情報を確認した上で、リタッチで使う白髪用ヘアカラー剤を購入すると安心です。
温度に注意する
白髪用ヘアカラーは、室温が低いと薬剤の反応が遅くなることから、髪が染まりにくくなるのが注意点です。リタッチでキレイに染めるためにも、室温を20℃~30℃に調整した上で作業しましょう。放置時間中も、適温の環境で過ごすのがコツです。また、温度の低い場所で保管していた薬剤は、適温の環境にしばらく置いてから使うと良いでしょう。
放置時間を正しく守る
白髪用ヘアカラー剤の放置時間は、薬剤を塗布する時間とは別に確保します。商品のパッケージや使用説明書に記載された「作業時間」と「放置時間」を正しく守って作業することが大事です。もしも薬剤を早く塗り終えて作業時間が短くなったら、その分放置時間を長めに取り、トータルの時間が指示の通りになるよう設定しましょう。
白髪用ヘアカラーでキレイに染めるポイントは、以下のページにてQ&A形式でご紹介しています。リタッチの染め方の基本を改めて確認してみてください。
関連記事:「白髪の根元染めを自宅で行う手順|色を長持ちさせるケアのポイント」
全体の白髪染めをする合間にリタッチでカバーするのがおすすめ!
ここまで、根元の白髪をリタッチする頻度や、おすすめの白髪染め用品、キレイにリタッチするコツなどを解説しました。セルフカラーや美容院で全体染めをした後、髪の毛が伸びてきて根元の白髪が目立ち始めたら、リタッチでカバーするのがおすすめです。全体染めの合間にリタッチをすることで、染めた髪色を長くキープできるようになります。市販の白髪染め用品を活用すればセルフでリタッチできるので、ぜひお試しください。リタッチでキレイに染めるには、全体染めと同じ髪色を選ぶことや、正しい方法で作業することが大切です。お伝えしたコツを参考に、ぜひご自宅でのリタッチに挑戦してみてください。
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